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Rooth 5EBx3(5EB改) 後編:音質レビューなど

前回書きましたフォトレビューの続きとなります。
今回は実際に運用しての内容です。

5EBx3atHFI
Rooth 5EBx3


 
【Roothオリジナルケーブル】
分岐までは3本、分岐語はLRそれぞれ2本の撚り線となっており、しなやかで取り回しのいいケーブルです。
ワイヤーループがあり、タッチノイズはほとんどありません。
分岐部にはスライダーも付いていますが、シリコンチューブを通しただけでそう質の良い物ではありません。
良いケーブルの話も出てきているので、個人的にはそちらを期待しているところです。
ケーブルの音質については交換ケーブルを持っていないので今回は保留で。


【本体】
フィット感良く、特に外耳道で当たるようなこともありません。
長時間付けてても痛くならず、元のIE-20 XBの装着感を考えるとこれだけでもカスタム化した価値があるというものです。
付けたまま歩くとちょっと足音などが気になりますが、まぁそこは仕方ないでしょう。


【音】
元々の性質から相変わらず、非常に低音が良く出ています。
前回の周波数特性のグラフを見て貰えると分かりますが、1kHz以下が最大で20dBも上がっています。
あまりはっきりとカスタム前の音を覚えてるわけではないのですが、カスタム前の時点では音場1/3ほどを占めていた低域が1/2ほどを占めるようになっており、全体的な低域の出方は更にUPしているように思います。
カスタム化によって残気量が減ったのと耳にしっかり固定されること、イヤチップがないこと等の影響でしょうか?
曲によっては音場全域が低域に占められることすらあります。

音の傾向としては非常に低音寄りのドンシャリです。
ただし低音域とそれ以外のドライバーが違うからか、それほどは中高域は低音に埋もれません。

高域は硬質で鋭く輪郭がはっきりしています。
解像度や分離は良く、特に刺さることもありません。
低域の海の中、はっきりと浮き上がって聞こえる様子はとても気持ちいいです。

中域ですが、帯域によってはダイナミックの低域が被ってくるため妙な厚みがあり、輪郭がぼやけます。
低域・高域の主張が強い分だけ相対的に中域は引っ込み気味で、時折埋もれることがあります。
解像度や分解能もさほど良好ではなく5EBx3の弱点でしょうか。

低域は超低域までしっかり出ており、そして凄まじいまでの量感です。
低域用ドライバーと言うよりこれはサブウーファーと言った方が分かりやすいでしょう。
普通のイヤホンがピンポン球くらいの低域なら、これは超低域の波の上にサッカーボール大の低域の塊をぶつけられている気分です。
流石に解像度や分解能は期待すべくもありませんが、そもそもこの機種に期待すべき物ではありません。

総括すると、『極めて個性的な孤高のドンシャリホン』ということで。
少なくとも一聴の価値有りだとは思います。
駆動力のあるアンプに繋げば低域の制動が効いてより聴きやすくなりますが、DAP直刺しなど出力の弱い機器で駆動する場合は低域が余計にボワつき、中域が更に埋もれやすくなりますのでご注意下さい。
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Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
T51改
fi.Quest/Trapezium改/HA10mini
Triple fi.10pro/ER-4S/HP-FX500/ATH-CM7Ti/MDR-EX90SL/PianoForte/5EBx3@Comet
MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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