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Panasonic RP-HJE900

初めての記事となりますが、まずはこちらを紹介したいと思います。

Panasonic 『RP-HJE900』

RP-HJE900 その1



高密度、高剛性のジルコニアをハウジングとスピーカープレートに採用しました。インサイドホンは筐体の共振幅が小さいほど、再生する音が本来の音質に近づきます。ジルコニアは従来の素材にくらべ筐体の共振レベルが低く、共振する音域が耳に聴こえる限界近くの音域のため、共振による音質への影響を抑えることができます。そのため、原音に近いピュアなサウンドで音楽を楽しむことができるのです。

Panasonic RP-HJE900公式サイトより


かねてよりジルコニア採用ということで興味を持っていました。
今年1月にずっと売れ残っていた地元の某B電気にて9280円で投げ売りされていたため、これ幸いと購入した物です。

詳細については以下。

【外観】

気になるジルコニアの質感ですが、宝石っぽくはなく不透明な硬質ガラスかプラスチックかといった感じです。
写真ではかなり青く映ってますがもう少し深い色味でしょうか。
触るとひんやりしており、その点は石っぽさがあります。

本体の形状としては極めて原始的なカナル型イヤホンです。
ダイナミック型のドライバを搭載し、音導孔には異物除けのフィルタが1枚貼られています。
※このフィルタが厄介なのですがそれについては後述します。

イヤチップは、SONYやAudioTechnicaの物と互換性のあるXS、S、M、Lの4つのシリコンイヤパッドが付属します。

装着感は非常に良く、耳の中に収まりの良い形をしています。
普通のイヤホンの装着方法でも装着できますが、ケーブルを耳に回す方法でも装着できます。
後述のスライダーを利用することでしっかりと固定することができ、装着感は非常に良好。
付けたまま寝ても耳に負担はほとんど掛からず、寝ホンには最適です。

スライダー部分も金属かジルコニアで出来ているのか触るとひんやりしています。
穴は⊂⊃のような形をしており、ケーブルの途中で捻ることでしっかりと固定することが出来ます。
個人的にこれは非常に満足のいく部分ですね。

ケーブルには左右の根本にそれぞれ灰色と赤の色が付いており、左右を間違える心配はほとんどありません。
線材は細くて柔らかく、取り回しは非常に楽です。
イヤホン本体とは着脱可能であり、交換ケーブルも3000円ほどでPanasonicから販売されています。
高音質ケーブルも5000円程度で販売されていますが、こちらは未入手のため詳細は知りません。

本体との接続は非常に細い金属のプラグが使われています。
電源プラグのような物だとは思われますが、地元で探してみた限りでは同様の物は見つけられませんでした。
手頃な場所で見つかればリケーブルも出来ると思うのですが…。

プラグはストレートプラグで、一般的な形状をしています。


【音質の前に】

音質についてですが、それについて書く前にフィルタのことについて書かなければいけません。

RP-HJE900 その2

左はフィルタ有り、右はフィルタ無しの画像です。



左のフィルタの奥にドライバが見えているのが分かりますでしょうか?
実は、自分が購入したときはここにドライバなんて見えないほど密なフィルタが貼られていました。
一度左側が故障して交換しているのですが、戻ってきたときにこのフィルタに変わっていたのです。

いつフィルタが変わったのかは知りませんが、交換されて戻ってきたとき音の広がりと明瞭さの違いに驚きました。
右と左で全く違う物ですから、どうしても耐えられなくなって右のフィルタを剥がしてしまった結果が上の写真です。
剥がした結果として左右差は感じられない程度になったので、このフィルタが原因だったのだと結論付けました。


さて、以上のことを踏まえて音質の話に戻ります。
以下フィルタは写真の状態での評価となりますのでご注意下さい。


【音質】

音質評価は Teclast TL-T51直刺し 、T51→Trapezium(α) 及び T51→fi.Quest(改造済) にて行いました。
iPodなどのドライブ能力の低い機器では以下の評価が当てにならない可能性もありますのでご注意下さい。
とくにこのイヤホンの場合、スピーカープレートに硬度の高いジルコニアが採用されているため尚更です。


ダイナミックらしく重低音から超高域までよく出て、全体的にかなりパワフルなスピード感ある音を出してくれます。
高域はエージング後であっても結構刺さりますが、耳が痛くなるほどではありません。
HP-FX500にあったような中高域の癖はほとんど無いですが、中低域がやや太る傾向があるように感じます。
音の傾向としてはドンシャリで、アタック感のある低域の中でボーカルは埋もれず、鋭く繊細に高域が鳴るといった感じです。
付帯音が少ないため、低音こそ濃密ですが意外とあっさりして、刺さるのを抜きにすれば聴きやすいイヤホンですね。
ただしゆったりとした音を求める方には合わないと思います。
使用者を選ぶ、かなり個性的な機種です。

解像度はなかなか高く、ダイナミック型ではかなり良好な方ではないでしょうか。
個人的には下手なBA機なら勝てるのではないかと思います。
Trapeziumで聴いたときには思わずBA機かと錯覚してしまいそうになったほどです。

音場は横には少し広いくらいでしょうか、上下にはやや広い印象を受けます。
流石にMDR-EX90ほどの音場は期待できませんね。


【備考】

oort-cloud.labにて販売されているポータブルバランスアンプ『Albireo.β Cygni』ですが、RP-HJE900はそのバランスリケーブルに対応しています。
もし所有されている方がいらっしゃいましたらバランス化されるのもまた一興かと思います。

ちなみにoort-cloud.labのUKさんがバランス化されて曰く、

口から低音が漏れるかと思いました(汗)

とのことです(笑
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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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No title

レビュー乙です

個人的にはアルビレオよりもT51 Modの方が気になりますが、HJE900のけーぶるはSA6と同様の端子の形状なので、SA6がバランス化できるのなら気になることろです

Sleekシリーズ…

どうもありがとうございます。

本当に互換性があるのかどうかは一度挿してみないと…もしかして試されました?w
ダイナミック型なら基本的にバランス化可能だと思いますし、プラグが±逆でも位相が反転するだけで全く影響ないでしょうしね。
バランス化による恩恵がどれだけ得られるかは未知数ですが…。

何にせよ、軽く手を出せる金額とは言いがたいのがネックですかね。
バランスアンプのエントリーモデルなんて言霊が出てくる日が来ることを祈ります(笑


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プロフィール

TD

Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
T51改
fi.Quest/Trapezium改/HA10mini
Triple fi.10pro/ER-4S/HP-FX500/ATH-CM7Ti/MDR-EX90SL/PianoForte/5EBx3@Comet
MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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