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Trapezium GND強化モジュール

随分と予告したまま放置してしまいました…申し訳ありません。
Trapezium用のHA10モジュールを自作したり、福岡で開催された九州ポータブルオーディオクラスタオフに参加などしておりました。
あとfi.Qを色々また弄ってみたり、関西方面に色々と貸し出してみたり…。

今回は宣言通りTrapezium用のGND強化モジュールについて書こうと思います。

 
さて、Trapeziumには元々GND用に2回路OPAMPが使用されています。
これを1回路OPAMP+バッファでGNDの安定性を増強するというのがGND強化モジュールの趣旨です。

しかしここで一つ問題があります。
先行版と量産版とでGNDの回路が違う、という点です。

具体的には、2回路OPAMPの2回路を使用して
・先行版ではA47方式
・量産版ではシリアル接続方式
が採用されています。

A47方式とは、2回路をそれぞれボルテージフォロアとし、パラレル(並列)風に接続してそれぞれの出力を47Ωで合成して出力する方式です。
詳細はDKAmp公式ページ、先行版のベースキット回路図をご覧下さい。
シリアル接続方式とは2回路をそれぞれをボルテージフォロアとしてそのままシリアル(直列)に接続したものです。
場合により負帰還の取り方が違うことがありますが、まぁ大体同じです。

これにより同じ2回路OPAMPと同様のピン配置としてモジュールを製作しても先行版と量産版とでは挙動が異なります。
(まぁ、それ程大差もないかとは思いますが
量産版であれば入力側に1回路OPAMP、出力側に1回路OPAMPと似たピン配置になっているバッファIC(BUF634やLMH6321、634互換化したLT1010やHA-5002等)を、マルツなどで取り扱っている1回路-2回路変換基板に取り付けてしまえばほぼ問題ありません。
OPAMP-バッファ間に抵抗を入れた方が良いとも聞きますので、その場合は加工が必要となりますが…。

さて、個人的にOPAMP+バッファは何となくシリアル接続にしたいのですが、手持ちは先行版です。
またOPAMP-バッファ間に100Ωほどの抵抗を挟んでおきたいところでもあります。
そういうわけで、このようなGND強化モジュールを作成しました。

先行トラペGND強化モジュール表
OPA2141(片ch使用)+HA-5002シリアル接続モジュール


回路としてはこちらのGetting More Complicatedを参考にしています。

OPA2141(2回路OPAMP)を1回路として利用する点ですが、利用しない側の回路は出力と負入力を直結、正入力にはもう片回路の出力に接続することでボルテージフォロアのまま浮かせるような形で接続して利用することが望ましい、とのことでそのようにしてあります。
また先行版の回路で使用する都合上A47の片方の回路面を使用しませんので、出力側回路に繋がる47Ωを外し、入力側回路に繋がる47Ωを10Ωに変更してあります。
よって、使用するピンは1,2,3,4,8番ピンのみとなり、5,6,7番ピンは使用しておりません。
なお、見て分かるとおり100Ωは上面から直接配線しました。

先行トラペGND強化モジュール裏
裏面の配線図



GND強化によって電圧の揺れが軽減され、定位の改善等の効果があります。
また使用するOPAMPやバッファICによって全体の音への色付け等もありますので、その辺りを考慮しつつOPAMP・バッファICを選定した方が良いでしょう。

またこれはあくまでも予定ですが、SoundPotionから量産版用にGND強化モジュールが発売される予定だそうです。
内容としてはOPA1611+BUF634によるGND強化モジュール(基板のみ・キット・完成版)およびSC-70の面実装トランジスタを使用したディスクリートバッファモジュール(2回路ダイヤモンドバッファ…だったかな?)となっていると聞き及んでいます。
中の人が色々と忙しく来年にもなりそうな様子ではありますが、興味のある方は頭の片隅にでも留めておきましょう。

ただ、先行版に使えるかは…どうなんでしょう? ちゃんと使うにはパターンカットなり何なりが必要になってくるかもしれません。
まぁ載せれば恐らく問題無く動くとは思いますけども、動作保証はしかねますね。
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Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
T51改
fi.Quest/Trapezium改/HA10mini
Triple fi.10pro/ER-4S/HP-FX500/ATH-CM7Ti/MDR-EX90SL/PianoForte/5EBx3@Comet
MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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