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バッファICのBUF634互換化

アンプ用のバッファICとして利用の多いBUF634ですが、利用頻度の高い理由としては有名なことと1回路OPAMPのピン配置とほぼ同じであることが挙げられると思います。
さて、ここでバッファIC交換可能なアンプも色々とあるわけですが、バッファICには統一されたピン配置がなくほとんどがバラバラになっています。
今回は、それらのバッファICの有名どころを634互換化してみましょう。

追記
※BUF634は内部に入力抵抗が200Ω入っていますが、他の物には入っていません。
 変換する際には100Ωほど直列に入れておくのが安全です。
 自分で実際に確認したのはLT1010ですが、刺さりが気になる場合はこの抵抗値を増やすと良いでしょう。


現在の互換説明:LT1010 HA-5002 LMH6321
 
まずはその前にBUF634のピン配置を確認しておきましょう。
BUF634ピン配置
入力3番ピン、出力6番ピンで、ほぼ1回路OPAMPをボルテージフォロアで使用するのと同様に扱うことができます。
電源ピンも1回路OPAMPと同じ配置ですね。
BWピンは、V-との間に適切な抵抗(100~1kΩくらい)を挟むことでBandWideモードとして駆動させることができるもので、性能は向上しますが消費電力が最大で10倍近く(~15mA)まで増加します。
BWモードはBUF634独自の物ですので、他のバッファICを使用する場合1番ピンは浮かせることになります。


ではLinear Technology社のバッファIC、LT1010の634互換化から。DIPパッケージで説明します。
LT1010の634化
BIASピンはV+との間に適切な抵抗(~100Ωくらい)を挟むことで歪み率などを向上させることができるというものです。消費電力等への影響は不明。
やはりLT1010独自の物ですので、適当に浮かせるなり抵抗を挟むなり好きに処理しましょう。


次にIntersil社のHA-5002です。DIPパッケージとSOICパッケージで説明します。
HA-5002の634化
特徴的なのは電源ピンが2系統あることです。
データシートの等価回路図を見て貰うと分かりますが、入力段と出力段の電源を分離してあります。
ダイオードなど入れて分離してやると、特性の向上が得られるかもしれません。
ICの上を跨ぐ配線となりますので、SOICパッケージでの配線を推奨します。


次はNational Semiconductor社のLMH6321で、SOICパッケージで説明します。
※このICに限り、機器側の配線が必要となります
LMH6321の634化
こちらですが1回路OPAMPに近いピン配置で、SOIC-DIP変換基板に乗せただけでもそのまま基本的には動作します。
ただし1番ピン2番ピン5番ピンが特殊なので、それを処理する必要があります。
1番ピンはErrorFlagピンで、加熱によりシャットダウンした場合に低電圧を出力するピンです。どこにも繋がず浮かせておけば問題ありません。
2番ピンはCLピン(出力電流制御)で、適切な電圧を掛けることで最大電流量を制限します。普通の使用方法であれば浮かせてGNDピンに繋げておくと良いでしょう。
※機器によっては1回路OPAMPをボルテージフォロアとしてバッファとして使用できるように2番ピンと6番ピンが結線してあることがあります。2番ピンをそのまま変換基板に半田付けしないことをお勧めします!
また5番ピンはGNDに落とす必要があります。通常BUF634では5番ピンはNCのためソケット側も浮いていると思いますが、これを適当なGNDに配線して下さい。他のICに影響は出ないと思われます。
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Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
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MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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