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DR.KSKラボ Trapezium(先行配布版)

今回紹介しますのはこちら。

DR.KSKラボ 『Trapezium』
Trapezium
※レタリングが剥げないよう塗装済み



Trapeziumはモジュールシステム採用の、アンプ回路のカスタマイズ可能なポータブルヘッドホンアンプです。
主な特徴として、
・アクティブDCサーボによるオフセットの自動調整
・充電回路付きなので手軽
・リチウムイオン電池採用の長時間駆動
・アンプモジュールを交換できる



DR.KSKラボにて設計、製作、販売された純国産ディスクリートポータブルヘッドホンアンプです。
昨年末に販売開始されましたが、製作者であるDR.KSK氏が仕事の都合で製作販売から撤退せざるをえない状況になりました。
現在はkei777氏が引き継ぎ、SoundPotionの名前で販売を担当されています。
その際に若干の値上がりはありましたが、クオリティも上がっており、その価格も決して高いものではないと思います。
そろそろ量産第1期が発送段階に入る頃でしょうか…。

Trapeziumとは天体用語で四重星のことで、その名の通り4つのアンプモジュールが予定されています。
現在の所、

・αモジュール:電流帰還アンプ
・βモジュール:上下対称差動アンプ
(Dr.GilmoreのDynalo改良版)

が製作されており、

・γモジュール:2段差動アンプ(AT-HA5000などに使われるオーソドックス回路)
・δモジュール:オペアンプ+バッファ(ポータブルのオーソドックス)

が試作完了、しかしこの2つの量産まではまだしばらく掛かりそうな様子です。
 

アンプサイズ比較
サイズ比較


Teclast T51(=Nationite S:flo2)とfi.Questとの比較写真です。中央がTrapezium。
T51そのものがiPod Touch等とほぼ同サイズですので、かなりのぴったりサイズ。
実際に2つ纏めてポケットに放り込めるサイズで、使い勝手は非常に良いです。


トラペ内部画像1

トラペ内部画像2
分解してみる



下写真のアンプモジュールは左がα、右がβ-Hです。

デフォルトから電源コンデンサ及び仮想GND回路の抵抗値を少々変更してあります。
元のRubyconからSEPCに変更して音の丸さや高域の伸び等が改善されました。
詳細については別記事にて後日。

使用されている電池はリチウム2次電池で14500です。3.6V 900mAを直列で2本使用されています。
αアンプでは20時間、β-Nで13時間、β-Hだと9時間保つとのことです。
γ・δではどうなるんでしょうねー?


さて肝心の音質ですが、まずはαからいきましょう。

一聴してすぐに分かるのがそのクリアさと解像度です。
fi.Questも色々弄り倒して解像度に定評のあるOPA211やLT1028なども試しましたが、それでも全く敵いません。
全帯域に渡って癖が無くモニター調で定位も良く、非常にスッキリとした音が特徴的です。
低域は締まっておりやや強め、中域ははっきりと前に出て聞こえてきます。高域も伸びが良く、線が細くも芯のある音です。
音場はやや前後に広がりがありますが、さほど広くはなく包まれるような感じはありません。
なお、ホワイトノイズが多少あります。

次にβです。

こちらもαには負けるものの解像度は非常に高く、αに比べて濃密な音で楽しめます。
音域バランスとしてはαとあまり変わりませんが、全体的に厚みがあります。代わりに高域の伸びはαに一歩譲りますね。
これといった癖はないですが音の厚みや余韻といったところが音楽的で、αとは使い分けが出来ます。
音場はαと同じか一回り広いかといったところです。
ホワイトノイズは一切感じられず、本当に真っ黒な背景が特徴的です。

モニターライクなαと音楽的なβ、といった感じでしょうか。


ちなみにγはαとβの中間のような音で、δはOPAMP交換可能、1回路も2回路も搭載可能とのことです。
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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
T51改
fi.Quest/Trapezium改/HA10mini
Triple fi.10pro/ER-4S/HP-FX500/ATH-CM7Ti/MDR-EX90SL/PianoForte/5EBx3@Comet
MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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