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Sound Potion 『Trapezium』

先日掲載しましたTrapeziumですが、kei777氏のご厚意より量産機のテスト機をお借りする機会を得ました。
少し前にそれが届きまして、エージングを行った後の評価として掲載したいと思います。


Sound Potion 『Trapezium』(量産テスト機)
Trapezium量産テスト機
ボリュームは試聴機として判別できるように特別にシルバーの物を採用しているとのこと。
とっても綺麗で汚したくなかったので手袋着用…(笑

量産テスト機内部
内部画像。左がβモジュールで右がαモジュール。



なお、現在Sound Potion名義で生産されているTrapeziumは、DR.KSKラボでの先行生産機とは色々と変更があります。

詳しくは続きから(文字だらけ注意)
 
【ケース】
基本形状や主立った仕様には特に変更はありません。
レタリングだったケースのロゴなどは厚みのあるシルク印刷となり、非常に綺麗で丈夫になっています。
また、背面にあった充電・充電エラーランプですが、赤/緑の2色LEDを採用することにより穴は1つになっています。
少ないとは思いますが、先行機をお持ちの方でシルク印刷のケースを所望される方はこの点にご注意下さい。
先行機と変わらずすり鉢状のねじ穴で、六角以外に+の平ネジも付属します。
六角レンチも付属するということなので、開腹のために六角レンチを買う必要は特に無いようです。
それと電池の入れ方が変わったためリアパネルに電池受けが接着されています。
そのため、開腹して締め直す際にやや力が要る作業になります。
またフロントパネルを外して作業をした場合、電池受けの反発に加えてACジャックの出っ張りとでなかなか閉じ辛いことになっていますので、その場合は一旦リアパネルも外してからフロントパネルを装着し、最後にリアパネルを装着するのが一番安定するようです。
フロントパネルから開腹した場合もそのまま閉じることは出来ますが、あまりお勧めは出来ません。

【電池・アダプタ】
PSE表示の問題から、電池はUltraFireの物(PSE非表示)からAWの物(PSE表示)に変更になっています。
それに伴い容量が900mAから750mAに減少しており、少々動作時間(αで20時間→15時間程度)に影響が出ています。
その代わりβモジュールの定数変更によって、βの場合はαと同じく15時間ほど駆動できます。
アダプタについては9VのACアダプタにプラグ変換ケーブルを付属するとのことです。
変わらず充電中はアンプ部には通電しません(音が出ない)のでご注意下さい。(安全性の理由からとのことです)
電池は変えやすくなってますから、予備の14500を携帯しておくと幸せになれると思います。
※電池切れでLED消灯後も電源を入れっぱなしにしていると、電池が過放電で使用不可能になってしまうことがあります。
 付属の物には過放電のプロテクトが付いているのですが、以前のUltraFireの物でプロテクト付きにも関わらず
 一つ死んでしまったという事例が報告されています。使用される際はどうかご注意下さい


【ベース基板】
一番大きく変わっています。
まず真っ先に目に付くのが電池受けですね。分かりにくいと思いますが、金具は接着剤で更に固定されています。
先行機は単3ケースを利用していましたが、ケーブルが脆弱だったためにオンボードとなりました。
電池の幅は完全にギリギリですので006Pなどへの換装は不可能です。また単3電池も電圧の関係上使えません。
電源部のコンデンサが変更になり、KMG 1000uFとOS-CON 10uF、詳細不明(EPCOS、だそうです)のBOX型フィルムコン0.1uFとなっています。
またNFB内のフィルムコンデンサはチップコンデンサに変更になっており、配置の無理は軽減されています。
また位相補償の値を変更したとのことです。

【アンプモジュール】
αは特に変更されていません。あえて言うならフィルムコンデンサがニッセイMMTから上記のBOX型コンデンサに変更されているくらいでしょうか。
βの方ですが、こちらは抵抗値が変更されて消費電力がα並みに抑えられているようです。
またLEDは電源LEDと同様のBOX型の物に、フィルムコンデンサもやはりBOX型に変更されています。

主な変更は以上です。
充電所要時間は2時間、連続稼働時間はαでもβでも15時間となっています。


以下、音質について。
※現在の所、エージング経過は50時間と言ったところです。エージング完了には50~100時間は掛かりますのでご注意下さい。
また先行版のレビューを読んだ前提で書いていますので、先にこちらを読まれることをお勧めします。


【αモジュール】
相変わらずの解像度と高域で、やや低域は強めな印象です。
先行機(デフォルト)とは基本性能的にそれほど変わり無いように感じます。

※Trapezium改・αモジュールとの比較
少々音が濃く、音場はやや狭く感じます。
中低域はボワつき気味で全体を薄くマスクしているように思われます。
高域は同等ですが、音が少々濃い影響で弱めに感じられるのが個人的には少々残念ですね。
ただしまだエージングで変化があるとは思いますがので、これを鵜呑みにはされないようにして下さい。
特にボワつきについては100時間も使えばまだ改善すると思います。
(KMG 1000uFをSEPC 1500uF/6Vに変更したりすれば改善されるかもしれませんが、保証対象外となります。
 憶測として全体的にソリッドになって音の濃さが薄れるかもしれませんが、自己責任でお願いします)



【βモジュール】
解像度はやはり相変わらず高いです。αより若干サウンドステージが高いように感じられます。
こちらの方が全体的に音圧が強くはっきり聞こえてくる印象で、やはりやや中低域が強めですね。
音場はこちらの方が横に広いようです。

※Trapezium改・β-Hモジュールとの比較
比較して、やはりテスト機の方が音が濃く感じますが、マスクされてるような印象は受けません。
改より量産テスト機の方が中音域がはっきりと聞こえ、濃密でノリよく聞けて好印象です。
音圧は比較すると若干弱めですが十分でしょう。しかしもしかすると物足りない方もいるかもしれません。
量産機デフォルトで聞くなら個人的にはβがお勧めですね。


以上です。
改めて言いますが、エージング50時間時点での話であることにご注意下さい。

購入についてですが、残念ながらもう既に量産第一期は売り切れてしまっています。
第二期の販売についてはSound Potionへメールで連絡されて下さい。
TOPページ真ん中にメールアドレスが載っています。
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Author:TD
私、TDが特に興味を引かれた物について書き連ねるblogです。
最近ではポータブルオーディオにはまり、節制中…。

時折改造等の記事を書くこともありますが、実行される場合は必ず自己責任で行って下さい。
それによって生じた損害に対し、責任は負いかねます。

オーディオ関連所持物
T51改
fi.Quest/Trapezium改/HA10mini
Triple fi.10pro/ER-4S/HP-FX500/ATH-CM7Ti/MDR-EX90SL/PianoForte/5EBx3@Comet
MDR-Z1000/K403/PMX100
最早原型を(外見以外)留めていないTimedomain mini改改

現在のfi.Q構成
OPAMP:OPA637AP
バッファ:表LT1010/裏LMH6321
メインコンデンサ:KT 10000uF/16V
OPAMP部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
バッファ部コンデンサ:KT 47uF/50V + MUSE KZ 33uF/16V + ECPU 0.1uF/16Vパラ
ジャンパ:OFF(スイッチ化)
SW1/2:OFF/ON
他:フィルムコン全てシーメンス続 入力抵抗LMFQ ボリュームRD925 LMFQによるΩ化 トランジスタ2SA1358Y/2SC3421Y

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